【クリスタ】画像をイラスト風にする方法

今回はCLIP STUDIO PAINTを使った「画像をイラスト風に仕上げる方法」についてご紹介します

今回紹介する機能は2019年9月26日にリリースされた CLIP STUDIO PAINT Version 1.9.4 で実装された機能ですので、「アプデしてないわ~」という方は事前のアップデートを行ってください

目次

  1. 画像をイラスト風に仕上げるフィルター「 イラスト調 」について
  2. 「 イラスト調 」ウィンドウ の機能説明
  3. まとめ

画像をイラスト風に仕上げるフィルター「 イラスト調 」について

画像をイラスト風に仕上げるには、 CLIP STUDIO PAINT のフィルター機能の一つである「イラスト調」を利用することで実現できます
説明のために、僕が用意した画像を利用して説明します

クリスタを起動したら、画面上部のタブにあるフィルターを選択
フィルター>効果>イラスト調を選択

上記のようにフィルターを選択すると、下の画像のようなウィンドウが表示されます

表示されたイラスト調ウィンドウの数値を調整して、画像をイラスト風に加工します。

「 イラスト調 」ウィンドウ の機能説明

「 イラスト調 」ウィンドウの項目内容は以下の通りです。

  • 処理内容:フィルターの適用部分を指定(「色と線」「色のみ」「線のみ」の3つから指定
  • 線の太さ:描画される線の太さを指定
  • 線のつながり:断片的に描画されている線をつなげて表示するかを指定
  • 線の密度:対象画像の輪郭を自動検出して、描画する線の密度を指定
  • 線の不透明度:線の不透明度を指定
  • 線のアンチエイリアス:描画された線のギザギザ感を指定。
  • 色のなめらかさ:表示する色のなめらかさを指定。
  • 色のぼかし範囲: 色の境界線のぼかし範囲を指定。
  • 色の階調数:対象画像の色の階調数を指定。

下線を引いた箇所にスポットを当てて、もう少し詳しく説明します。

線の太さ

ここでは、 描画される線の太さを指定 しています。数値を上げるほど線が太くなり、下げるほど細くなります。

下記の画像は 処理内容 を「線のみ」に指定し、線の太さを適当な数値にした場合のプレビューです

このように画像を使って簡単に線画の抽出が可能です

線のつながり

断片的に描画されている線をつなげて表示するかを指定 します。
以下の画像を見て下さい

線のつながり:数値2
線のつながり:数値100

わかりにくいかもしれないので、拡大表示します

数値2の画像は描画される線の中には、点のようなものや断続的に続く線が多く見受けられます
それに対して数値100の画像は断続的に続く線が繋がり描画されています

線のアンチエイリアス

アンチエイリアスとは、簡単に説明するとラスターレイヤーでイラストを描くとよく見るピクセルのギザギザ部分をなめらかにしてくれる技術です

この項目の数値を操作することで、描画された線のギザギザ部分をなめらかにしたり、よりギザギザ感をだしたりすることができます。

アンチエイリアスの数値を大きくすると線画が滑らかになりますが、あまりにも数値を上げるとぼかしているような印象を受けます。

色の階調数

階調数とは、簡単にいうとグラデーション表現のことです
このフィルター機能では2階調(白と黒)~64階調までの範囲で指定が可能です
また、この項目機能は「 処理内容 」が「色のみ」もしくは「色と線」で適用可能です

まとめ

僕の場合、手書きで背景を描いているのであまり使うことがありませんが、 マンガの背景や立ち絵など、やり方次第で活躍の幅がありそうな機能ではあると思います

こういった機能やツールを使うのは「ずるい」と考える人は結構いると思いますが、こういったツールを使うことも技術なので、どんどん使っていきましょう
ただ、使うための写真は自分で用意しましょうね

それではまた次回